気密と断熱はセット
2021-01-23
高気密との関係
高断熱住宅は、多くの場合「高気密」という性能も兼ね備えています。
たとえば真冬にダウンジャケットを着ても、首元に隙間が空いていては寒いものです。同じように、壁内、床下、天井裏、屋根裏などに分厚い断熱材を設置することで断熱性を高めても、石膏ボード同士の間や壁と窓サッシの間にほんの少し隙間があれば、そこから外気や内気が出入りしてしまいます。
高気密住宅とは、このような隙間を防湿シートや断熱材、気密テープなどで埋めて気密性を高めた家です。高断熱と高気密は、どちらかだけでは効果が半減してしまいますので、この両方の性能をセットにすることで相乗効果を得ています。