高気密な家とは
2021-01-22
高気密な家とは
在来工法(木造軸組工法)で建てられた木造住宅。腕のいい大工さんが丁寧に建てたとしても、壁や天井、床、窓枠などに、ちょっとした隙間が空いているもの。隙間風を感じるほどではなくても、目に見えないくらいの隙間から空気は出入りします。そのため、冬には外の寒い空気が入りこみ、室内のあたたかい空気は外へ出ていく。夏は逆に外の熱い空気が室内に入り、せっかくエアコンで冷やした涼しい空気が逃げます。この隙間が多ければ多いほどエアコンや暖房の効きにくい家になってしまいます。
高気密な家は、工場生産の精度の高い建築部材や、防湿シート、断熱材、気密テープなどを使ってできるだけ隙間をつくらないようにして建てられています。